ラオスから帰国した翌朝、IPEFの国際会議に出席しました。
IPEFとは2022年バイデン大統領訪日時に立ち上げが発表されたインド太平洋経済枠組のことで、米🇺🇸、日本🇯🇵、豪州🇦🇺、NZ🇳🇿、韓🇰🇷、印🇮🇳、フィジー🇫🇯、ASEAN7ヵ国の14ヵ国で構成されています。①貿易、②サプライチェーン、③クリーン経済、④公正な経済を内容としており、①はタイ🇹🇭の通商代表が担当。②③④をアメリカ🇺🇸のレイモンド商務長官が担当しており、今回はレイモンド長官が議長を務められました。
最初、レイモンド長官は車中から参加していたのには驚きました。因みに日本時間午前9時からの会議でしたので、アメリカ(ワシントンなら)では前日の20時です。
私からはアジェンダに沿って、IPEFの枠組みにおいて平時のサプライチェーン強化に向け、「供給安定性」や「信頼性」など、価格以外の要素が評価されるよう市場づくりが鍵となること。日本の水素ファンドからIPEFを活用し、地域への投資を促進すること。企業がクリーンエネルギーを調達しやすくする官民セミナーについて紹介。全てのIPEFパートナーに裨益する形で、包摂的で持続可能な経済成長を実現するために協力する旨、意見表明致しました。
この日は丁度、日弁連の会議で上京していた黒木聖士弁護士が経産政務官室を訪問してくれました。黒木弁護士は有名なハンセン病訴訟で勝訴の垂幕をかざした人物。九大法学部時代に内田博文名誉教授のゼミで学んだ同級生です。来年は内田先生との懇親会にちゃんと出席するそうです(^^)